コインチェック記者会見全容、Q&Aに対してのコメント その10

logmi.jp

logmiさんからの引用

 

その9からの続き

インチェック株の過半数は経営者2人

記者6 先ほどから株主、株主、株主、っていう発言が多いんですけれども、株主に聞かないと経営の判断は一つひとつできないということなんでしょうか?大塚 いえ、そういうわけでは、ございません。記者6 筆頭株主はどなたなんですか?大塚 筆頭株主は和田晃一良でございます。記者6 お2人で過半数は持ってらっしゃるんですか?大塚 はい。(会場笑)記者6 であればなおさら、経営者だった、ご自身の経営者としての判断で最低限の情報は開示すべきなんじゃないですか? それが取引所の責務なんじゃないですか?実際これだけの問題が今起きているわけですから、これだけメディアの人が集まって会見を開いてらっしゃるので、それってもはや株主という段階ではないんじゃないですか?それは本当に早急に考えていただいて、情報を開示いただかないと、実際心配していらっしゃる投資家の方がたくさんいらっしゃるわけですから。例えば端数まで出せと言っているわけではなくて、例えば何万人に影響があるのかというのを私たちは知りたい。報道すべき立場にあるので、それを聞いているわけなんですけれども。別に今日の何時時点での端数までを教えてくださいと言っているわけではないので。例えば、何十万人の口座があって、その人たちに影響があると。そういうことが知りたいんですけど、それすら今頭のなかにはないんですか?和田 現在の優先順位といたしましては、顧客の資産の保護を第一に考えておりまして、そちらの対応を全力でしているため、そちらの公表についての検討は未だに結論がでていないような状況にございます。記者6 わかりました。

 コメント:会見を見ていて、痛いところ突かれたなと思いました。(苦笑)

情報開示したくないということを遠回しに言っている気がする。

コールセンターの規模も拡大する

記者6 では直近で、お客さんに対応するコールセンターの人数は何人くらいいらっしゃるんですか?大塚 現時点で50人でございます。記者6 今後はそれは増やして対応するなどのお考えはあるんですか?大塚 はい。ございます、もちろん。記者6 どれぐらい増やされるんですか?大塚 それで言うと、200人規模、300人規模に。もともとの想定であっても想定していた次第です。記者6 お2人が同意すれば、財務的な情報とかは、株を持っているわけですから、ほかの株主が反対していても、開示をできるわけですから。多数決っていうことで。今それは出せないっていうことは、お2人も出すべきではないという考え方。大塚 いえ、出すべきではないというよりも、認識を合わせて出すべきだと考えております。

 コメント:300人では足りないかもしれない。

インチェックの手元にはいくらあるか

記者6 NEMがなくなった人にとっては、コインチェックさんの財務的な要素がどれくらいあるのかっていうところが一番気になっているところで、ほかの【聞き取り不明】してるんであれば、そこからはお金は使えない。そしたら、コインチェックさんの今の手元の流動性がどれぐらいあるのかっていうところが、NEMがなくなった方にとっては一番気になる部分だというところで。具体的な額は別にして、目途と言いますか、今コインチェックさんの手元にどれくらいあるのかっていうのはなにかご示唆いただけるものはないですか?堀天子氏(以下、堀) まさに今日判明して、今この時点まで、彼らは目の前の対応をやってきたものでございまして、非公開会社ということもありまして、情報開示をどこまでする・しない、出せる情報のしくみというものが備わっていないというのはご指摘のとおりです。今後開示していく内容については、今日いただいたご意見も踏まえて決定していくことになると思います。なるべくすみやかにお応えできるような体制を検討してまいりたいと思います。記者6 日経BPのオカベと申します。仮想通貨のウォレットの種類ごとにセキュリティの強度っていうのは多少違うものでしょうか。例えばビットコインイーサリアムといったメジャーな通貨であればコールドウォレットで保管していた。そういった事実はございますでしょうか。和田 はい。ございます。通貨によってはコールドウォレットであったり、マルチシグ等を使って保管しておりました。記者6 少なくともビットコインイーサリアムに関してはコールドウォレットでマルチシグという感じですか?和田 ビットコインイーサリアムに関してはコールドウォレットを利用しておりました。またマルチシグに関しては、イーサリアムにはそもそもマルチシグという機能がないため利用しておりませんでした。ビットコインに関してはマルチシグを利用して、コールドウォレットを作成しておりました。記者6 あとすみません。途中聞こえなくて申し訳なかったんですけれど、NEM財団はロールバックはしないって明言されてるんでしょうか。和田 そこについては明言はしておらず、現在協議中でございます。記者6 あともう1個だけ。最近になってようやく仮想通貨もかなり認知度が上がってきたと思うんですけど、かなり以前から事業をやられている御社としてこういう事故が起こってしまったことに関するどういう所感を持たれてるのか教えてください。和田 今回このような事態を引き起こしてしまったことについて深く反省をしております。記者6 わかりました。ありがとうございます。

 コメント:NEMは全て不正出金されたみたいだし・・・

他の仮想通貨は無事であってほしい。

受信する電子メールの監視はやっていたか

記者7 ビットコインはコールドウォレットでマルチシグ。NEMはホットウォレットでマルチシグをつけない。これはどういう判断でこの違いが出てきたんですか。和田 ビットコインについては、NEMを取り扱う以前より弊社で取り扱っていたため、その時点ですでにコールドウォレットが稼働しておりました。そのため、ビットコインのコールドウォレットのほうが先で、NEMのほうがあとになったという次第でございます。記者8 日経新聞の○○です。受信する電子メールの監視みたいなことはやっていたんですか。和田 はい。基本的なところについてはもちろんやっておりました。記者8 そこで不審なメールは見つかっていない?和田 現時点では、そういったメールがあったことは確認できておりません。記者8 社内の噂としても、「こんな変なメールが届いたよ」みたいな話はとくになかった。和田 その通りでございます。記者8 あとマルウェアを検知する製品とかは導入していたんでしょうか。和田 はい。しておりました。記者8 今のところマルウェアは見つかっていない?和田 はい。そうなります。

 コメント:急成長に伴う副作用を感じる。

ある部分は出来ているがある部分は出来ていない

ということは人員の少なさからくる問題なのか

それとも・・・・・・