コインチェック記者会見全容、Q&Aに対してのコメント その8

logmi.jp

logmiさんからの引用

 

その7からの続き

インチェックの株主構成

記者8 御社の株主構成を教えてください。大塚 代表取締役の和田晃一良、私、大塚雄介、ベンチャーキャピタルのインキュベートファンドANRI、投資ファンドのWiL Fund。以上でございます。記者8 おそらくお二人(和田氏・大塚氏)は、相当の分をお持ちじゃないかと思うんですけれども。いかがでしょうか? 株主と言っていますけれども。しかも、代表とCOOですよね? お二人、相当お持ちになってますよね? お二人、筆頭株主で相当持たれていますよね? 「株主と相談する」と言ってましたけど、本当に相談するんですか?大塚 それは、ちょっと公表する話ではないと思っておりまして。ただ、我々で決める話と、株主を含めてちゃんと協議しなければならない話でございますので。我々も含めて、ちゃんと株主と確認しながら、伝えられることは伝えていこうと思っております。

 コメント:お二方には決められないんだろう・・・多分。

ただ、絶望の心があることは確かだ。

セキュリティへの投資は適切だったのか

記者9 テレビ東京のタカハシと申します。今回のセキュリティに関してなんですけど、セキュリティ面で一体どれぐらいの投資をされてたのかなっていうのがあるんですけど、どのぐらいの規模感でやってらっしゃったんですか?大塚 規模感とかどれぐらいってどう伝えたら……。記者9 売上の何割ですとか、実際に金額ベースでも構わないですけど。大塚 それで言いますと、私たちのセキュリティないし開発っていうのはどこかに外注しているっていうものではないので、中で全部作っているかたちになっておりますと。なので、ちょっとすいません、規模感としてどれぐらいっていうのはですね……。記者9 何人ぐらいのチームなんですか?大塚 全体が80で、開発者が半分以上の40ぐらいいまして、それが全部セキュリティも含めて開発のほうにあたっているかたちになります。記者9 保証の点で、実際これから顧客の方たちと実際に話し合いの場を持たれる予定とかってありますか?大塚 それも含めてまず保証するのかどうか、保証する方法も含めてどう対応していくかっていうのを今、検討のほうをしているかたちになります。記者10 日経新聞です。去年、韓国で取引所のコインが流出して、去年末には取引所の倒産とかもありましたが、そういった状況にあっての、とくにその、「うちはセキュリティが高いんだ」ということで、それで議論が起きて、「うちやばいな」という感じにはならなかったのか。そのへんどうなんでしょうか。大塚 もちろん危機感はありました。仮想通貨の取引をやっている以上、他の取引所の状況は理解しておりますので、そのような状況が起こる可能性というのはあると思って危機感はもちろん持っておりました。記者10 それを受けて、セキュリティをどうかしなくちゃいけないということには至らず、「うちはセキュリティが高いんだ」という安心感はあったんですかね。大塚 そこで「私たちはセキュリティが高いんだ」と自分たちを驕っていたことはぜんぜんなく、セキュリティは高めていかなければいけないという認識はございました。記者10 それをなぜやらなかったんですか。大塚 やらなかった……まあ、やれる範囲……先ほどの和田の説明と重複になってしまうのですが、やれるところで、最善のなかでのやることを行ってございました。記者11 日経新聞ハラダです。御社は昨年もシステム障害を何度も起こして1回はロールバックをしていると思います。今こういう事件が起きて、振り返ると、もう少し早くセキュリティを強化すべきだったなと思うことはなかったんですか。大塚 えっと……セキュリティは、たぶんみなさまご説明の全体に置いてたと思いますけれども、セキュリティは最優先であり、それは経営上も最優先事項だという認識はもちろんございました。記者11 NEM財団をはじめとして、マルチシグを導入するように推奨されてましたよね? その通知を無視して、経営を続けてたことに対する経営責任っていうのは、お感じにならないのでしょうか。大塚 マルチシグを行うという認識もございましたし、それをやらなければいけないという認識も持っておりまして、それも対応する予定のなかに持っておりまして、それも優先順位を高く持っておりました。記者11 経営者として過失がなかったと断言できますか?大塚 過失ということは……そうですね……。 現在、原因関係も含めて調査中でありまして、そういった評価につきましてはこの場では差し控えさせていただければと思います。

 コメント:急成長に伴って人員が不足していたということだろう。

会見を見ていて、セキュリティを後回ししている感じは否めない。

 CMやるんだったら体制整えてからしたほうがいいだろうと

思っていた記者も少なからずいたんだろうと

質問内容で感じ取れる。

本件に係る情報開示の方針

記者12 毎日新聞です。【聞き取り不明(NEMに関して?)】どれぐらいの資産を、何人が持ってらっしゃったんでしょうか。大塚 だんだん質問が重複してきてしまっているところもございますが、そこに関してはまず、どれぐらいかっていうところを今確認しておりまして、先ほどのどれぐらいの人数がいるかっていうところは、どう公表するかも含めて株主と一緒に今検討のなかでございます。記者12 要は、ホームページでは(ビットコイン取引)日本最大だとうたっていたと思うんですけれども、それはどういう根拠なんでしょうか。たぶん把握されてるからではないでしょうか。あともう1つ、代表取締役とCOOの方がいて、なぜ株主に相談する必要があるのかよくわからないです。基本情報だと思うんですけど。大塚 まずですね、日本最大級と申してますのは、ビットコインの現物の取引高が、我々が客観的に見た数字から見て、「最大級」というかたちで使わせていただいています。あと先ほどの株主との確認でございますが、私、代表取締役の和田がおりますが、株主とも確認をしてそれを出すかどうかというところを検討した上で……出すということを検討して確認中です。記者12 企業としてそういう開示性で臨みますと。すごい基本的なところだと思うんですけれども、それをCEOとCOOがいて、株主と相談しないと出せませんという姿勢ということですね。和田 現在、開示するかしないかも含めて検討をしております。記者12 「株主に相談する」というのが回答だということでいいんですね? とうかがってるんですけど。和田 はい。そこは私たちとしては検討する必要があると考えております。

 コメント:他社と比較して日本最大級というなら

わかるけれど・・・・

 

利用しているユーザーに対して

誠実な対応は絶対に必要。