コインチェック記者会見全容、Q&Aに対してのコメント その9

logmi.jp

logmiさんからの引用

 

その8からの続き

NEM財団のサポートは

記者4 読売新聞の○○と申します。これから原因などについて調査を行なっていくというお話ですけれども、それは社内でやられるんでしょうか。外部の目を入れてやっていただけるんでしょうか。大塚 そこも含めて、どのようなかたちでやるのがいちばん良い方法なのかというところを、今検討している状況でございます。記者4 例えば社内の状態【聞き取り不明】になっているものなののでしょうか。大塚 社内の中でプロジェクト化して、まずNEMがどういうことになっているかというのを、プロジェクト化して、まさに対応中でございます。記者4 ちょっと確認なんですけども、昨年【聞き取り不明】。和田 現在すぐには手元で確認できないため、確認次第報告させていただきます。記者4 NEM財団のサポートというのは、まずハードフォークはしないというのは、向こうから伝えられているという理解でよろしいんでしょうか。ほかには、どのようなサポートをしてくれると財団から言われているんでしょうか。和田 NEM財団とのやりとりに関しましては、今後の対応方針や保証の内容等にも関わってくるため、またその内容が市場への影響も大きいため、この場では差し控えさせていただければと思います。

 コメント:NEM財団はハードフォークはしないみたいだけれども

出来る限り支援を行っていくみたいです。

ただ、戻ってくるかは今のところわからない。

「精査中」という答えが多いが

記者4 今いろんなことを精査中。調査にちょうど取り掛かっているというお話。そういう回答が多いんですけども。今後のスケジュール感と言いますか、どういう段階でまず優先順位として何から調べて、それを外部に出せるのはどういうふうに出していくかというのが、今の時点でどの程度か見えている範囲でいいので教えてください。和田 まず第一には、先ほど申し上げました通り、顧客の資産の保護というところを第一に動いております。その次に原因の調査、感染経路であったり、何が原因だったのかというところを調査し、その結果をご報告させてもらえればと思います。その後に、今後の対応方針について報告させてもらえればと思います。記者4 そちら何か、来週とかで動きが出るような類のものなんでしょうか。やっぱり、もうちょっとかかってしまう話なんでしょうか。和田 そこについては、まだわからない部分があるため、決定次第報告させていただきます。記者4 最後に、今回の件ですけれども、基本的に不可抗力であったというご認識なんでしょうか。もしそうだとすると、これはほかの取引所にも起こりうるというふうにも受け取ることができるわけでして、日本に限らず世界のこの仮想通貨取引市場に与える影響度というのは、すごく大きいと思うんです。そこらへんあらためて、先ほどからセキュリティに関しては万全を尽くしてきたとおっしゃっているように聞こえるんですが、そこは本当に落ち度と言いますか、ほかでも起こるような話。我々はしょうがなかったんだと、そういうご認識なんでしょうか。和田 その件に関しましては、この事象の原因が確認でき次第ご報告することになると思います。

コメント:現段階では精査中としか言えないよなぁ。

会見後は徹夜だろうな。

不正ログインにかかわる損失保証について

記者5 日経ビジネスのヒロオカと申します。御社の昨年の6月に「なりすまし保証」という、なりすまされた場合の不正ログインにかかわる損失を100万円まで保証することをプレスリリースされているんですけれども、これはもう実施済なんでしょうか。大塚 それはユーザーさまの例えばIDとか、まずその保証と今回の話はまったくの別物でございます。そちらの保証はお客さまのIDとかパスワードだったり、なりすましで入ったものに関しましては、我々が保証させていただくということでして、本事象とは別の内容になっております。記者5 これはもう実施済なんですか?大塚 まだでございます。記者5 そのリリースでは月内にも始めますということで、まだその後まったくそれについては言及されていないので、当然ユーザーとしては、それについては私の知った限りは100万円も保証されるんであろうと。不正ログインされた場合はですね。そう思っていると思うんですけれども、これは意図的に策を生むように発表されているということですか。大塚 いえ、そのようなことはございません。その時点で、見通しとしては、その月中に対応しようとしていたんですけども、それを実際する中で、もう少し検討したほうがいいということが出てきましたので、そちらを言及していた次第でございます。記者5 その状態で半年以上経ってしまったということですね。今のお話と、マルチシグとかコールドウォレットでの管理というのは、これは難しいみたいなお話もありましたけど、別に個人の方でもやっておられるような話で、まったく難しさがわからないんですが。それでお客さんの保護を第一に考えておられると、セキュリティのところも万全を期してきたとか、断言できる理由をもう一度教えていただきたいんですが、どういうことなんでしょうか。あるいは万全を尽くす努力をされて、基本的なことすらできていないとすると、御社はそもそも取引所としての能力がないということになってしまうと思うんですけれども、これはどう解釈したらいいのか図りかねているんですが、教えていただけますか。和田 弊社といたしましては、万全を期すために最大限会社のリソースをつかってセキュリティや顧客保護等に務めてきた次第であります。記者5 務めてきたけれども、それができなかったということでしょうか?和田 今回の事象に関して言えば、そのようなことになります。記者5 よくわかりました。ありがとうございます。

 コメント:今回の事件だと補償についての取り決めがないから

ケースバイケースってことになるな。

実装のスピードが遅いのか

そもそもやる気はなかったのかわからないけれど

やはりセキュリティを最優先をしてほしいものだ。

基本的な情報を明かさない根拠は

記者6 繰り返しになっちゃうかもしれないんですけれども、月々の出来高と月々の営業収益を基本情報として知りたいので教えてください。大塚 そちらは基本的な情報に関しましては株主と確認し次第、報告をするかも含めて検討中でございます。記者6 そこら辺のことがわからないと、債権者と言っていいのか正しいのかわからないですけれども、投資家の方がどれくらいの支払い意欲があるのかわからないと思うんですけど。なんでそれも公開できないんでしょうか?大塚 繰り返しになってしまうのですが、われわれ代表と私、取締役、ないし株主と、そこをどう伝えていくのかというところを検討している最中でございますので、そちらの方を今のところではお伝えできない状況になっております。記者6 ちなみにあと、なんでこの東証で会見をやることにしたのか教えてもらえますか?大塚 時間的な場所と、できるところを探した結果、こちらしかなかったというところがございます。記者6 東証で会見を開くような会社が、出来高も売り上げも営業収益も明かさないって考えられないんですけど。大塚 うーん……。記者6 基本的な情報だと思うんですけど、そこらへんは。和田 そこに関しては公表しないと決定されたわけではなく、現在検討中ということになります。記者6 それ、データを出すのを社内的に嫌がっている人たちがいるっていうことですか? 普通経営者だったら、部下に指示すれば出せると思うんですけど。大塚 出すかどうかも含めて、株主と合意形成、合意というか認識を合わせるということを今検討しているという状況だと……。記者6 ということは、株主の発言権がものすごく大きいということですか?大塚 いえ、そういうわけではございません。

 コメント:営業利益などの会社の基本情報を

なぜ出していないんだという話は置いといて、

返答を聞いていてシビリアンコントロール

できているのか不安になりました。